ラクマでハンドメイド商品を販売する場合、知っておくべきことがあります。
これはラクマだけでなく他のフリマアプリや、個人で商売をしていくときにも重要なことなので、しっかりと理解しておきましょう。
もし、あなたが禁止されている商品を販売してしまうと「知らなかった」っと弁明しても問答無用で売上没収やアカウント凍結される恐れがありますので。(ヒ~
今回は、ラクマでハンドメイド出品の禁止事項と、絶対に理解するべき4つの規約について書いてみようと思います。
Contents
ハンドメイドを出品する際の禁止事項とは?
商用利用が禁止されているイラストや素材を使って作ったハンドメイド作品は、出品することができません。
商用利用可のイラストや素材でも、商品化して販売することは禁止とされているものがほとんどです。
フリーのイラストやフォント、イラストがプリントされた布地など、禁止されているものはたくさんあります。
著作権や商標権など他者の知的財産権を侵害する商品を販売すると、権利者からの訴訟などトラブルに発展する可能性もあります。
ハンドメイド作品を販売する上で、正しい知識をもって販売するよう心がけましょう。
絶対に理解するべき!ハンドメイド商品 4つの規約
ハンドメイド商品を出品する際の4つの規約(ルール)です。
出品してはいけない商品についてまとめました。
1)既存のキャラクターやブランドロゴを使用した商品
権利侵害のおそれのあるキャラクターやロゴを使った商品、プリントされた生地で作った作品等は、原則として出品を禁止しています。
アンパンマンやドラえもん、ディズニーなどのキャラクターで作った「お名前シール」「宛名シール」、布地などでは二次創作物が禁止されているブランド(マリメッコやnani IROなど)での巾着やポーチの販売なども禁止です。
っといっても結構無許可で勝手に販売している出品者さんがかなり多いんですよね~。^^; ただ、他の人が出品しているから自分も大丈夫なんてことはありませんので、絶対に注意してくださいね。
権利元より商用利用の許可を得ている場合には、許可を得ている旨を必ず商品説明文に明記しましょう。
記載していないと「あれ?この人は無許可で販売しているのでは?」っと疑われ、運営側に通報されてしまう可能性もあります。汗
【記入例】
これらの作品は「権利元の詳細など」に販売の許可を得ております
2)既存のキャラクターやブランドロゴ、ブランド商品のデザインを模した作品
商用利用可の素材を使用していても、既存のキャラクターなどに似せた商品、デザインを真似た作品などは、権利侵害に当たる可能性があります。
権利元より商用利用の許可を得ている場合には、許可を得ている旨を必ず商品説明文に明記しましょう。
著作権切れのキャラクターやデザインである場合でも、その旨を記載する必要があります。
【記入例】
これらの作品は「権利元の詳細など」に販売の許可を得ております
3)「◯◯風」「◯◯をイメージした」と記載された商品
既存のキャラクターやブランドでなくても、権利侵害のおそれのある文言を商品名や商品説明文に記載することは禁止されています。
キャラクターやデザインに酷似した商品に、検索用キーワードとしてキャラクター名やブダンド名を載せることもやめましょう。
4)「オーダー受けます」と記載があり、キャラクター・ブランド・芸能人の名前等が羅列してあるもの
オーダーメイドの受注用ページにおいて、他者の権利を侵害する商品が作成される可能性があるものは禁止です。
よくあるのが、アイドル名の入った団扇やお名前シールなどですね。
出品禁止のハンドメイド商品を販売したらどうなるの?4つのペナルティとは?
ラクマに禁止商品を出品すると、以下のペナルティが課せられる場合があります。
・出品商品の削除(停止)
・出品機能の停止
・一部の機能を制限
・退会処分
出品ができなくなるならまだしも、退会処分になったら大変です。
禁止商品を出品しても、すぐに取り消しされるわけではありませんが、事務局側も年々取り締まりを強化しており、運営者パトロールの他にユーザーからの通報があります。
他のユーザーさんからの通報は、商品ページから簡単に行えるようになっています。
禁止商品の通報方法
1、商品ページの画像右上をタップ
(これはあるキャラクターを使ったお名前シール。禁止商品です。)
2、「問題を報告」をタップ
3、「報告理由」をタップ
4、今回の場合は「知的財産権(著作権・商標権など)侵害商品」をタップ
5、詳しい内容があれば記入し、右上にある「送信」をタップしたら完了です
まとめ
かんたんに出品できるからといって、利用規約を理解せずに利用しているユーザーさんも多くいるようです。
出品取り消しや退会処分にならないように、ハンドメイド商品を販売する前には、禁止商品でないか、著作権侵害などに当たらないか、きちんと確認するようにしましょう。
知らなかった・・ではすまされません。本当に売上没収されてしまった人もいますので・・・
先ほども書きましたが、注意なのが無料のイラスト素材で「商用利用可」のものを使って商品にしたもの。「商用利用可=販売していい」わけではありません。
商用利用にも色々あり、自社のチラシやホームページでの利用はOKというのは多いですが、商品化は禁止されているものがほとんどです。
フリーのイラストだったとしても、きちんと利用規約を確認してから使うようにしましょう。
もしわからない場合は、布地であれば販売しているお店に、フリーのイラストであれば配布元、それでもわからないときはラクマ運営事務局へ問い合わせしてみましょう。
私は以前(ハンドメイドではありませんが)図書カードを販売していいのか迷ったとき問い合わせしてみたところ、回答してもらいましたよ^^
(結果、図書カードは禁止商品でした)
参考にしてみてくださいね。
では、みなさまが良いお取り引きができますように(^-^*)/